男性社会で生きる女性へのアドバイス10選

「男女雇用均等法」って、いつ施行されたか知ってる?

ナント1986年!もう30年以上の前のことなの。

しかしながら、日本は未だに男性社会。残念だけど、自分は対等でありたいと思っても、なかなか世の中が許してくれないのが現実だよね。

生きにくさを抱えながら必死で頑張っている女性の1人として、少しだけアドバイスさせてね。

1.自分からこだわりを捨ててみる。

男性社会では「男性が上、女性が下」みたいに思われる事が多いと、ついつい反発したくなっちゃうけど、だからといって肩肘張って「いいえ!何が何でも私のほうが優れています!」というほどでもない。

性別問わず、優秀な人はたくさんいる。

仕事の上で地位や力量で優劣が付いてしまうのは致し方ないことだけど、それは本当に性別にせいなんだろうか?

「女性だから」「女性なのに」の概念を、まず自分から捨ててみない?意外にこだわっているのは自分自身かもしれないよ。

2.脳の違いを認める。

以前「話を聞かない男、地図が読めない女」という本を読んで妙に納得したことがあったの。(私自身がまさに「地図が読めない女」で・・・(^^;))

女性にとって全く解せない男性の行動は(その逆もまた然り)イジワルでも何でもなくて、男性と女性ではホルモン分泌の関係からそもそもの脳が違うんだよ!という内容で、相手の行動や言動について「共感」はできなくても「理解」することで衝突せずに済むんだなと思った。

実際は「男脳」「女脳」だけの2択ではなく、十人十色、千差万別。100万人いたら100万通り、それぞれの脳がカスタマイズされているのだから、まずは分かり合えなくて当然。

性別の垣根を自分から超えて「あなたはどんな脳をお持ちで?」あたりから歩み寄ってみよう。

3.相手の話をよく聞く。

千差万別とは言いながらナンだけど、女性にありがちな会話のミスを1つ。

女同士の会話って、例えばこうじゃない?

A「駅前に新しいカフェ見つけちゃった。小さいけどカワイイお店だったよ」

B「カフェっていえば、この間一緒に行ったカフェは名前なんだっけ?珍しいパスタがあったとこ」

C「あ!Youtubeで美味しいパスタのレシピ観た!」

他の人の話を聞いて、その話に返すのではなく「そういえば・・・」と連想して自分が話したいことを見つけてしまう。女性同士は延々とこれを続けられるのだけど、男性には理解不能。

だから仕事の場面で男性相手には、これはNG。

相手の話を良く聞いて、その話に忠実に返答することを心掛けよう。

4.時間は守る。絶対守る。

言うまでもなく、社会人として時間を守るのは性別に関係なく必須項目。

さらに男性社会で「これだから女性は・・・」と言われないためにも時間には絶対遅れないのが自分に課している私の重要なルール。

良い印象はなかなか作れないけれど、悪い印象は即インプットされる。せっかく取れたアポが、この先良好な関係を築いていけるかどうか?が自分にかかっているのだから気は抜けないよね。

5.甘えずに「頼る」

女性だから出来ないと思われたくはないけれど、出来ない事はどうしたってある。

そんな時、周りの男性の協力を頑なに断って無理して的外れな努力を続けてみても時間のムダだと私は思っている。

そのような場合には、素直に男性に頼らせていただきます!

「その代わり、私にできる事があったら何でも言ってくださいね。」と一言加えて、性別を超えた良き協力者になろう。

6.女性らしさを忘れない。

女性に出来ない事があるのと同じく、男性にもきっと苦手分野がある。

「女性は気付いても男性は気付かない」みたいな、細かい気配りとか心配りとか。

そういう時こそ、私たちの出番!

緊迫した会議室でピリピリした空気が重く長く続く中、超絶妙なタイミングで香りの良いコーヒーを運んで皆の顔をフッと和ませる事ができたら、誇らしくない?

「〇〇は女の仕事」と決めつけられたくはないけれど、悪い事ばかりでもないよ。

7.謝罪より感謝。

仕事でもプライベートでも、「ごめんなさい」「すみませんでした」より「ありがとうございました」で終わることにしている。

元はネガティブな事でも「〇〇は残念だったけど☆☆ができて良かったです!ありがとうございました!」って、言い方次第でポジティブに締めくくれば印象良し。

遜るだけのつもりの「すみません」も、いつも言っていると何か劣っているみたいじゃない?

そんなのもったいないよ。

「ありがとう」って言われたほうが、誰だって気持ち良いものね。

8.雑学に強くなる。

実社会に出ると、学校のお勉強ができた人より雑学に詳しい人のほうが断然カッコイイ。

自分の知らないことを聞けて勉強になるし、とにかく一緒にいて楽しいから自然に周りに人が集まっている。

もちろん素晴らしいカッコイイ女性もたくさんいるけれど、そこそこ人生長く生きてきた私の経験から、雑学に強いのは男性が多かったかなぁ。

昔は、男性社会であるが故に様々な経験・冒険に出会える機会が男の子のほうが多かったのかもしれないけど、いまは性別問わず多種多様な選択肢が広がる時代。

要は好奇心を持って生きているかどうか!だよね。

ワクワクをたくさん見つけて雑学王になろう!

9.「自信・勇気・覚悟」

日本女性の奥ゆかしさなのか、控え目に「私なんか…」と謙遜することがあるかもしれないけれど、男性社会で生きていく上ではあまり有効とは言えない。

ホントに出来ない女と思われたら損しちゃうよね。

自分が得意な事には遠慮せず手を上げよう。

そのためには、自分の能力に自信を持つこと。勇気をもって手を上げること。手を上げたからには引き返さないぞと覚悟すること。

どれも難しいけど、やり切った後の達成感は最高!

10.最後は人間力

「男性に負けたくない」と思っているうちは、自分自身が「女性は負けている」と思っているということ。

これまで出会った人・これから出会う人の中に自分には無い素晴らしい点を見つけて見習って、自分が成長を続けることで、それが周りにも少しずつ波及していったらステキ。

男性だろうか女性だろうかLGBTQだろうが、性別は関係ない。最後は「人間力」が大切だと思っているよ。

~まとめ~

この先も世の中は急には変わらないかもしれないけれど、少しずつ時代は新しくなっていいく。信じて明日も頑張ろうね!